2013年12月18日水曜日

怪我・病気



アミメウナギの怪我や病気について。


【日頃の観察が大事】

アミメウナギは一般的な熱帯魚と比べて非常に丈夫な魚です。
ですが、水質の悪化やストレス、怪我からの二次感などによって病気になる事があります。

軽度の怪我や病気の初期症状であれば、
水質を良好に保つことによって投薬を行わずとも完治することが多いです。

アミメウナギを含む古代魚やナマズの類は、病魚薬に弱いという通説があるため
なるべく薬を使わないで治したいものですが、中~重度の怪我や病気の場合などは
手遅れになる前に、リスクを考えた上で投薬治療を行ったほうがいい場合もあります。
その場合、ポリプテルスの類などの治療法を参考にしましょう。

怪我や病気をさせないためにも、日頃の予防(メンテナンス)や観察が大事です。
餌はちゃんと食べているか、普段より呼吸が荒くなっていないか、
水温は適温を保っているか、体に傷やうっ血がないかどうかなど、
きちんと観察してあげましょう。


【寄生虫、マクロギロダクティルス・ポリプティ】


アミメウナギの近縁の種、ポリプテルスを飼育している人にはおなじみの寄生虫。
通称「ポリプティ」、ポリプテルスの仲間にのみ寄生する寄生虫です。

アミメウナギもポリプテルスの近縁種のため、この寄生虫に感染します。
しかしながら厄介なのは、本来アミメウナギとポリプテルスは生息域がかぶらない魚です。
そのため、アミメウナギはポリプティに対する耐性がありません
ポリプテルスに比べ、ポリプティに感染した場合の致死率が高くなります。
ポリプテルスの類との混泳を考えている場合、
感染していない事をしっかりと確認できてから行いましょう。

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