2013年12月17日火曜日

飼育設備



アミメウナギの飼育を始めるためにおさえておきたい飼育設備を紹介します。


【水槽について】

アミメウナギを飼育する上で、水槽選びは重要です。
この可愛らしい魚は脱走の達人。 隙間を目ざとく見つけ、脱走しようとします。
そのため、きっちりと蓋をすることができる水槽をお勧めします。
フレームレス水槽などは隙間なく蓋をする事が難しく、使用する場合は創意工夫が必要です。

長い割に細長くしなやかな体つきをしているため、
60cm規格水槽(60×30×36)ほどのサイズがあれば終生飼育が可能です。
これ以上小さな水槽になりますと手狭な印象をうけると思います。

~水槽まとめ~

脱走防止のため、しっかりと蓋をすることができる水槽を!
水槽サイズは60cm規格水槽を1つの目安に!


【濾過機について】 

アミメウナギが住みよい環境を作るために、濾過機は必要です。
外部濾過式、外掛け濾過式、底面濾過式…等々、沢山の種類がありますが、
肉食魚のため水をよく汚し、定期的に濾過槽のメンテナンスを必要とする点、
なるべく水槽に隙間をつくらないようにするという点において、
上部濾過方式をお勧めします。
水槽の上に置いて使用する濾過機で、隙間を作りにくく、メンテナンスもしやすいです。

他の濾過機でも隙間を作らないように工夫する、
定期的なメンテナンスの手を抜かないようにする事で使用可能であるとは思います。
ですが、特にこだわりがないのであれば上部濾過方式が無難でしょう。

~濾過機まとめ~

お勧めは上部濾過方式!
他の濾過機を使用する場合は隙間を作らないように注意! 

【ヒーターについて】 

アミメウナギは熱帯魚です。
そのため、水温が低くなる季節には水槽用ヒーターが必要です。
水槽用ヒーターにもいくつか種類がありますが、
水温を26℃前後に保てるものであれば何でも構いません。
強いてあげるのであれば水温調節もでき買い換えの際に値段が抑えられるため、
サーモスタット(ヒーターをコントロールするための物)とヒーターが別になっている物をお勧めします。 
火傷防止のため、ヒーターカバーもつけてあげるといいでしょう。
温度に対する感覚が鈍いのか、熱々のヒーターの上でまったりと過ごし火傷…
なんて事も珍しくありません。

忘れがちですが消耗品のため、定期的に買い換えましょう。

~ヒーターまとめ~

水温を適温に保つためにヒーターは必須!
火傷防止のためにヒーターカバーをつけてあげよう!

【シェルター(隠れ家)・レイアウトについて】

必ずしもなくてはならない、というわけではありませんが、
シェルターを用意してあげることによってアミメウナギが落ち着きます。
他にも水草や石、流木等でレイアウトしてあげると物陰ができ落ち着くようです。
ここで気を付けなければならないのは、事故で怪我をさせないようにする事。
尖った物を使うとぶつかったり擦ったりした時に怪我の原因になります。
そういった物は避けましょう。
また、アミメウナギの体の太さに対し、ギリギリの太さの筒や穴なども
無理やり潜り込もうとするため怪我の原因になります。
少し余裕がある物を選びましょう。

~シェルター・レイアウトまとめ~

用意するとアミメウナギが落ち着く!
しかし怪我の原因となる事もあるため、安全なものを選ぼう!

【その他飼育設備】

<水温計>
適温を保てているかどうか、確認するために必要です。
デジタル式、アナログ式等があります。お好きな物で構いません。

<底床>
底に敷く砂や砂利の事です。
なくても飼育できますが、あるとアミメウナギが落ち着きます。
そして環境によって体色も変わります。
より良い発色のためも敷くことをお勧めします。
水質に大きな影響を与えない物を選びましょう。
水質を大きくアルカリ性に傾けるため、サンゴ砂などは不向きです。

<照明>
観賞面、管理面においてあったほうがいいでしょう。
水草を入れる場合にはほぼ必須です。

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